ActionScriptによる3D描画(ワイヤーフレームモデル)

ここでは、Flash(ActionScript)を用いてワイヤーフレームモデルの3D描画を行う例を紹介する。ワイヤーフレームモデルは輪郭のみを描き物体を表現するもっともシンプルな3D表示方法の一つで、比較的処理が軽くて済むことから古くからゲームなど3Dグラフィックスの分野で用いられてきた方法である。

関連項目:3Dグラフィックス(透視図法)

関連項目:ActionScriptによる3D描画(サーフェイスモデル)

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ワイヤーフレームモデルの描画

ワイヤーフレームモデルの描画はきわめて簡単で、すべてを直線で描くので用意すべきデータは、3D空間内における2点の端点の座標からなる線分データのセットとなる。透視図法の座標変換では連続性が保たれるので、端点のみ透視図法の座標変換をおこないスクリーン上の座標に変換した後、端点を結ぶ線を描けば良いこととなる。

一般的な3D描画では、重なり順を考慮したり裏側を表示しないようにする陰線(または陰面)処理が必要となるが、ワイヤーフレームモデルの場合は、すべて骨格のみで向こう側が透けて見えるので全てを同じ色の線で描くのであれば、これらの処理は必要がない。

Flashによる線描画

Flash MX以降でサポートされたMovieClipオブジェクトの線描画メソッドを用いることでActionScriptから簡単に線が描けるようになった。

 movieClip.clear();
  movieClip.lineStyle(1, 0x0FF9900, 100);
  movieClip.moveTo(0,0);
  movieClip.lineTo(320,240);